東北大学大学院 文学研究科 美学・西洋美術史研究室

研究室だより

HeKKSaGOnワークショップのご報告

2015/04/23

さて今回は、去る4月16日から17日の2日間にわたって開催されましたHeKKSaGOn(第4回日独6大学学長会議)についてのご報告をしたいと思います。

 

まず、HeKKSaGOnという不思議な名前ですが、

Heidelberg(ハイデルベルク大学)

Kyoto(京都大学)

Karlsruhe(カールスルーエ工科大学)

Sendai(東北大学)

Gettingen(ゲッティンゲン大学)

Osaka(大阪大学)

以上参加6大学の所在地の頭文字から由来しています。(東北大学だけ「仙台」となってしまうのは、ご愛嬌ということで…)

 

毎年各大学の持ち回りで開催されていて、第4回となる今回は東北大学での開催となりました。

さらに、今回は4年目にして初の人文系ワークショップが開催された記念すべき年ともなりました。

 

各ワークショップに先立ちまして、4月15日(水)には学生によるワークショップが行われました。

本研究室からはD1の篠崎亮さんが発表者として参加しました。

発表タイトルは、”Powerful Woman and Foolish Men: Jan Gossart's Venus and Cupid (Brussels) (パワフルな女と愚かな男たち:ヤン・ホッサールト《ウェヌスとクピド》)”。

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発表から質疑応答、議論に至るまですべて英語で行われ、全参加者にとって良い経験となりました。

 

 

17日には、Social Sciences & Cultural Translationをテーマにした研究発表が、萩ホールで行われ、本研究室からは、尾﨑彰宏教授とエンリコ・フォンガロ准教授が登壇されました。

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ワークショップには、先生方のみならず学生も多く来場し、用意された席の後列まで埋まるほどの盛況となりました。

 

来年は、ドイツ・カールスルーエにて開催されます。

理系から発したワークショップではありますが、今回の成功をもとに、今後は文系からの広がりも期待されそうです。

 

 

 

 

 

 

 

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