東北大学大学院 文学研究科 美学・西洋美術史研究室

研究室だより

研究室の近況

2020/07/30

こんにちは、助手の山田です。
しばらく更新が滞っておりましたが、久しぶりに研究室の様子についてお伝えいたします。

 

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コロナウィルスの感染拡大により、昨年度末から学内での活動が制限され、学生たちの研究環境も一変しました。
大きな節目の卒業式や入学式も縮小や中止が余儀なくされ、今年度前期の授業は原則オンライン形式となりました。

緊急事態宣言が解除された後は、少しずつ入構規制や課外活動の制限も緩和されました。
図書館や研究室などの利用も条件付きで可能になり、大学構内には少しずつ学生の姿が戻ってきています。

研究室では、入室の記録や機材の使用記録をとったり、手指の消毒を徹底するなどして感染対策を講じつつ、それぞれの学びの機会を確保できるように努めています。

 



 

以前のように、気軽に集って肩を並べ机に向かう日常を取り戻すには、まだまだ時間がかかりそうです。
一人暮らしで不安を抱えている学生も少なくないと思いますが、こういうときだからこそ、互いに励ましあいながら過ごしていきたいところです。

 

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さて、今年度から始まったオンラインならではの活動もご紹介します。

4月からは、修士、博士、助手が参加する「院生勉強会」を毎週月曜日にMeetを使って開催しています。
各自が持ち寄った論文や書籍の紹介、研究の進捗状の報告や、意見交換を行う場となっています。

加えて、イタリア美術史を学ぶ学生たちは、イタリア語の勉強会も開催しています。

オンライン研究会では、仙台に戻れずにいる学生も(時差も距離も越えて!)参加していて、時折留学先の様子を中継で教えてもらっています。

(研究室で参加してみたいと思っている学部学生の方がいましたら、お気軽にお声がけくださいね!)

新しい集いの形として、今後も定着していけば良いなと思います。

 

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全国的に感染拡大傾向が続いております。
みなさまくれぐれも体調第一でお過ごしください。

安心して過ごせる日常が、一日も早く戻ってくることを祈りつつ。

助手 山田

 

 

 

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